2014/07/30

特別講演「英語ディベートとグローバルコミュニケーション」

「英語ディベートとグローバルコミュニケーション」
8月8日(金)12:50~13:10(井上円了ホール)
グローバル化が最早抗しがたい世界の潮流となっている今日、他国民との間で如何に有効なコミュニケーションを図っていくかが真剣に問われているが、ディベートは必須のグローバルコミュニケーション・ツールである。
「ディベート」というと、つい賛否の主義・主張を真っ向からぶつけ合って勝敗や白黒を決着させることを目的とした限られた闘いの場をイメージしがちだが、実はディベートの本質的な目的は、勝敗そのものを競うというより、与えられた論題に関して賛否それぞれの立場からお互いに論理を駆使して主張をぶつけ、相手の論理的矛盾を突き、交互のやりとりを通じて真理を追究する点にある。
さらに、ディベートには政治的・法律的な論争もあれば日常生活の様々な局面で交わされる口論もあり、社会生活全てのレベルで我々は絶えずディベートを繰り返している。
ディベートが基礎教育の一環として組み込まれた英語圏の教育実態を見るにつけ、グローバル社会必須のコミュニケーション・スキルの一つとしての「ディベート力」を身に付けることの今日的意義は大きい。
日本人の国民性と言われる曖昧さや以心伝心は、グローバルコミュニケーションのうえでは必ずしも有利に働かない。
本日の大会に参加する中学・高校の若い世代が磨かれた「ディベート力」をもって今後の日本のグローバリゼーションの中心的な担い手として育っていくことを心から期待したい。

【講師プロフィール】
佐藤 節也
東洋大学 文学部英語コミュニケーション学科
教授(グローバルコミュニケーション)
東京大学経済学部卒業後、日本銀行に入行。
オックスフォード大学にて経済学修士課程取得。
日本銀行では金融研究所や国際局など、セントラル・バンキングの主要業務を幅広く経験。世界銀行や国際決済銀行への出向、日本GE株式会社など、国際機関や外資系グローバル企業での勤務を経て現職。


タグ:ご案内